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イラン外務次官の訪日
シェイホル・エスラーミー・イラン外務次官兼政治国際問題研究所(IPIS)所長は、笹川平和財団の招聘により、「変化する国際社会におけるイラン外交政策」と題するシンクタンク会議に出席するするため来日し、2023年9月1日金曜日、船越健裕・外務審議官と会談しました
   シェイホル・エスラーミー外務次官この会談において、人的交流及び外交関係の双方での二国間関係の歴史を指摘し、両国の関係が様々な分野で拡大することへの期待を述べました。船越外務審議官は、8月のイラン外務大臣の訪日と、その際に行われた外務大臣、厚生労働大臣、総理大臣との会談に言及しつつ、同訪日の結果と成果は非常に良好で前向きなものであったと述べました。さらに双方は、二国間、地域、国際社会上の重要な問題について意見交換を行いました。    3人のミッション団を率いて訪日したシェイホル・エスラーミーIPIS所長は、滞在初日、笹川平和財団で「変化する国際社会におけるイラン外交政策」と題する講演を行いました。      世界秩序における新たな展開と多国間主義に基づく新たなダイナミズム、BRICS等の多国間枠組みへの加盟目的、近隣諸国、特にペルシャ湾岸諸国との関係構築におけるイランの戦略、日本との二国間関係等が、講演での重要なトピックでした。      シェイホル・エスラーミーIPIS所長はまた、角南篤・笹川平和財団理事長との面談を行い、日本経済新聞の取材に応じたほか、日本国際問題研究所、日本エネルギー経済研究所、中東調査会、地経学研究所を表敬訪問しました。
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