2023年8月30日付の朝日新聞記事に対する在京イラン・イスラム共和国大使館の反論
イラン・イスラム共和国大使館は、2023年8月30日付の朝日新聞に掲載された記事「イラン大統領、日本に凍結資産の解除求める 『米に影響されないで』」と題する記事に関し、下記の通り述べる。
- ライースィ・イラン・イスラム共和国大統領は、記者会見において朝日新聞記者の質問に答え、「我々はすでに、我が国の凍結資産が存在するのは韓国のみであり、その他の場所では(イラン)中央銀行が管理しており、他の国にはその意味での凍結資産はない、と発表している」と述べた。
2. また外務次官(政務担当)は、この点に関してテレビインタビューで次のように述べた:「アメリカの制裁により凍結されていたイランの資産が、アメリカとの合意に基づき韓 国とイラクの銀行から解除された後、もはや諸外国には凍結資産は存在しない。イランは、他の資産の一部をいくつかの国に残し、それらの国や第三者との商取引に使用することを決定している。」