イラン・イスラム共和国外務報道官による、アメリカ大統領の書簡に関する回答
書簡の趣旨は、アメリカ大統領が公の場で述べている内容とかけ離れたものではない。我々の返答については、検討が完了した後、適切な手段を通じて伝達されることになる。
外務報道官は定例記者会見で、アメリカ大統領の書簡の内容や外相のオマーン訪問に関する質問に対し、次のように述べた。
「現時点では、このメッセージを公にする予定はない。ただ、一般的に申し上げると、報道されている内容の多くは推測に基づくものであり、正確な根拠に欠けるものだ。書簡の趣旨は、アメリカ大統領が公の場で述べている内容とかけ離れたものではなく、それに基づいて作成されている。我々の返答については、検討が完了した後、適切な手段を通じて伝達されることになる。
外相のオマーン訪問はこの書簡とは関係はない。同訪問は、外相自ら述べていたように、先週のジッダでの会合の際に、事前に計画されていたものである。もっとも、地域情勢は極めて流動的かつ急速に変化しているため、地域諸国が集中的かつ頻繁に協議を重ねる必要があるのも事実だ。この訪問では、すでに発表されたとおり、地域情勢、特にイエメン情勢を中心に、オマーン外相と意見交換が行われた」