殉教者・ソレイマニ司令官

ترور شهید سلیمانی و ابومهدی مهندس و همراهان آنان با نقض حاکمیت عراق ، توسط پهپادهای آمریکایی انجام  گرفت.

2020年1月3日金曜日の早朝、イラク政府から招待を受けた、ゴッツ部隊の司令官であるガーセム・ソレイマニ司令官と、イラク人民軍（Al-Hashd al-Shabi）の副司令官であるAbu Mahdi al-Mohandesと他の随行者が、ミサイル攻撃を受け、殉教しました。

1957年生まれのソレイマニ司令官は、聖なる防衛（イラン・イラク戦争）における司令官の一人であり、2000年にイラン最高指導者のハメネイ師により、革命防衛隊ゴッツ部隊の司令官に任命されました。

ダーイッシュ（IS）の台頭と、このテロ組織によるイラクとシリアでの残忍な犯罪と殺略が繰り返され、ゴッツ部隊の司令官として殉教者ソレイマニはこれらの地域での掃討作戦に参画し、人民部隊を組織化し、テロ組織と戦い、戦闘の道において殉教しました。イランとイラクの２カ国での、これらの無私無欲で献身的な司令官たちの葬儀と、西アジア地域のイスラム教徒による司令官の功績への賞賛は、かつてないほどの比類なきものでした。イラン国民は一斉に彼の殉教を嘆き悲しみ、喪に服しました。軍の司令官の暗殺が、これほど国際社会に影響を与えたことはありませんでした。

どれほど時間が経っても、イランの人々はこの犯罪の加害者や指令を出した者を裁判にかけたいという願望を捨てることはありません。事件当時、ソレイマニ司令官は武装していませんでした。司令官は他者の安全を脅かすためにイラクに行ったのではなかったのです。彼は平和確立のための政治的メッセージを携えていました。イラク首相との公式会談の予定もありました。夜の暗闇の中で、警告もなしに背後から、そして上空から撃たれました。

今、全世界がこの犯罪の加害者を知っています。トランプ大統領自身が、彼とアメリカ政府の国家安全保障チームのメンバーが、国務長官、統合参謀本部議長、CIA長官、国家安全保障補佐官が出席した会議で、同犯罪を犯すことを決定したことを、繰り返し認めています。程なくして彼らが座っている象牙の塔から投げ出され、罰を免れるための免責などの法的問題に訴えることはできなくなりました。イランの外務次官が言ったように、「我々はこの卑怯な暗殺の首謀者と指揮官を知っています。アメリカの基地の司令官とパイロットはある程度、名前をあげることができます。私たちは隣国の友人であるイラク政府と協力して、首謀者と犯罪者、そしてイラク国内でこの犯罪の実施に協力した人々を特定し、裁判にかけるでしょう。これらの人物の事案は、我々の国の司法府において調査中であり、この犯罪について証拠のある起訴がなされ、それに基づき、新たな活動の段階に入るでしょう。我々は、世界中のすべての国と非政府団体、さらには米国内の寛大な人々に対しても、加害者を裁判にかけ、彼らを罰することに協力するよう求めます。我々は、国際社会に対し、これらの加害者が法廷の場に出廷するよう協力を求めます。これらの個人に加えて、アメリカという国が犯罪に対し責任があり、アメリカ政府は、大統領の行為の本質が犯罪であるという事実を認め、テロ犯罪の結末を受け入れなければなりません。

この暗殺事案発生後、日本の各界が中東の危機的状況に対する遺憾と懸念を抱き、さまざまな人物や個人がこの自己中心的な行為を非難し、同行為が西アジア地域における不安定化と政情不安の要因であると述べました。彼らは、イラン・イスラム共和国大使館での記帳、また自らの意見の表明により、イランの人々と殉教者ソレイマニの家族への哀悼の意を表しました。テロとの戦いとイラン国民の安全の重要な砦であったソレイマニ司令官を失うという悲劇的な出来事の後、在日のイラン人もまた嘆き悲しみ、哀悼の意を表し、喪に服しました。2020年1月10日に東京のイラン・イスラム共和国大使館で盛大に開催された式典では、多くのイラン人が出席し、最高の殉教者であるソレイマニ司令官を始めとするすべての殉教者の理念に共鳴し、哀悼の意を表しました。

彼の記憶が永遠であり、彼の道が実り多いものでありますように。